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# 成果物ルールと制限

> Starfort バッチ非個人化ジョブの verdict ごとの tgt 出力、対応フォーマット、検査上限、処理順序、S3 上の保持期間を解説します (Starfort v1.4 版)

## 判定ごとの成果物ルール

ジョブが確定すると、判定に応じて `tgt` の場所に保存されるものが変わります:

| 判定         | 意味                   | `tgt` の場所に保存されるもの                                                |
| ---------- | -------------------- | ---------------------------------------------------------------- |
| **PASS**   | 検出項目なし（または通過ポリシーに該当） | 原本のコピー — `options.on_pass: "skip"` で保存の省略が可能                     |
| **MASK**   | マスキング対象の項目を検出        | **原本と同一の形式で再構成されたマスキング済みファイル**（例: `.docx` はマスキングされた `.docx` として） |
| **BLOCK**  | ブロックポリシーに該当          | 保存されません — ブロック理由は[ジョブ照会](/ja/v1.4/api/batch/jobs)で提供             |
| （`FAILED`） | 検査未完了                | 保存されません — 部分成果物の禁止                                               |

PASS を原本コピーの保存（デフォルト）にしておくと、後続のパイプラインは判定にかかわらず `tgt` だけを見て処理を続けられます。

<Note>
  **安全原則（フェイルクローズ）** — マスキング済みファイルを安全に再構成できない場合、そのファイルは BLOCK として処理されます。処理に失敗したジョブは何も保存せず、`tgt` への書き込みはアトミックに確定します（処理途中の未完成ファイルが現れることはありません）。つまり、\*\*`tgt` の場所に届いたファイルは常に「検査を通過したか、完全にマスキングされたファイル」\*\*です。
</Note>

## サポートするファイル形式

| 区分     | 内容                                                                                                                    |
| ------ | --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- |
| 文書     | `.pdf` `.docx` `.xlsx` `.pptx` `.txt` `.md` `.csv` `.tsv` `.html` `.json` `.rtf` `.odt` `.ods` `.odp` `.epub` `.hwpx` |
| 画像     | `.png` `.jpg` `.gif` `.bmp` `.tiff` `.webp` `.avif` `.heic` — 検出領域をピクセル単位で塗りつぶす方式でマスキング                               |
| 圧縮     | `.zip` — 内部のファイルをそれぞれ検査・マスキングした上で、再度 zip として再構成                                                                       |
| 文書内の画像 | 文書に含まれる画像も併せて検査・マスキング                                                                                                 |

* 実際に許可される形式は**プロジェクト設定**によって決まります（上の表はサポート可能な全体の範囲）。設定外の形式は、プロジェクトの[未対応ファイルの処理ポリシー](/ja/v1.4/api/multimodal)に応じて拒否されるか、検査から除外されます。
* ファイルの拡張子と実際の内容（ファイルシグネチャ）が一致しない**偽装ファイルは拒否されます**。

## 制限

**ファイルサイズ・テキスト長の制限**はプロジェクトの設定値に従い、強制は **Guardian の単一ポイント**です — 最上位のファイルだけでなく、ファイルから抽出されたテキスト、アーカイブの内部まで同じ制限で検査されます。制限を超えると、ジョブは `FILE_TOO_LARGE` / `TEXT_TOO_LONG` として失敗確定します（[バッチのエラー](/ja/v1.4/api/batch/errors)を参照）。

バケット参照の入力であり、リクエストボディにファイルがないため、インライン API に適用される入力受信上限の対象ではありません — サイズの統制は検査制限の 1 本に一元化されます。

## 処理順序

バッチジョブは**受付順に**処理されます（先入れ先出し）。別途の優先度階層はなく、同時実行の規模・キューの上限は運用値です。

## データ保持

* **コンテンツの無保存** — 原本と成果物の本文は処理中にのみ扱い、ジョブ記録には残しません。ジョブ記録はパス・判定・検出結果・エラーの**メタデータのみ**を保持します。
* **ジョブ記録は短期** — ジョブ照会 API のバックエンドであるジョブ記録は、運用上の照会・`src` 検索による復旧のための短期記録であり、保持・整理のサイクルは運用ポリシーに従います。
* **長期の履歴は Opticon** — バッチ処理も [Opticon トレース](/ja/v1.4/admin/monitoring-opticon)として記録され、受付情報（`job_id`・`src_s3_url`・`tgt_s3_url`・`process_type`）と判定・エラーが併せて残ります。過去のジョブを確認する必要があるときの確認面は Opticon です。
